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nyantone’s blog

宝塚歌劇、映画

『紳士は金髪がお好き』 (1953)

映画

この映画はマリリン・モンロー演じるローレライというダイヤモンドやお金持ちに目がないショー・ガールの金髪美人とジェーン・ラッセル演じるドロシーというしっかり者で惚れっぽいローレライのショーの相棒で親友の黒髪美人が”玉の輿”を狙って恋の騒動を繰り広げるミュージカル・コメディ。

”女の幸せはお金”と信じるローレライはお金持ちと聞けば飛びつく女性なのだが、それが嫌みたらしくないのはマリリン・モンローのキュートさがそうさせている。同じ女性であるドロシーまでもが放っておけない守ってあげたくなるまるで子供のような純粋で可愛らしく美人なローレライは男女問わず好きになってしまうだろう。故に純粋だからこそお金持ちやダイヤモンドに何も考えずに飛びつく。

人それぞれ幸せの定義は違うだろうがローレライにとっての幸せはお金。一方、ドロシーにとっての幸せは恋愛。それだけであってローレライがお金持ちに飛びつく、玉の輿を夢見る、だけを切り取れば嫌らしく感じるが、何としてでも幸せを掴んでやるという行動力は尊敬する。

幸せとは夢見るだけでは掴めない。自分で掴もうとしなければ幸せにはなれないことを実感させられる映画である。

そして”Diamonds Are A Girl's Best Friend”がとても好き。

愛のために死ねるフランス人なんかより生きてて高価なジュエリーをくれる人の方が私には好み。キスはいいけど家賃は払えないしお腹だって満たされない、女が歳をとると男は冷たくなり、最後には魅力がなくなる。でもどんなカットでもダイヤモンドはいつまでも輝くからダイヤモンドは女の親友よ。というような歌詞だがこの曲にローレライにとっての幸せはなぜお金(ダイヤモンド)なのかがわかる。なんとなく"女の幸せはお金"と言ってるわけではなくこれを聞けば納得のいく歌詞でメロディーも良く、そして何よりマリリン・モンローが可愛い。


Diamonds Are A girl's Best Friends (紳士は金髪がお好き, Gentlemen Prefer Blondes Theme song)

マリリン・モンローの魅力は愛嬌があり、表情がコロコロ変わるので見ていて飽きないところ、守ってあげたくなる隙があるところ、だけれど強さも持っているところ...など魅力をたくさん持っている素敵な女性だとつくづく思う。

ローレライの役が嫌な女にならないのはマリリン・モンローの魅力があってこそだと。