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nyantone’s blog

宝塚歌劇、映画

『ショウほど素敵な商売はない』 (1954)

この映画はショービジネスで生計をたてる一家の波乱の運命と美しい家族愛を年代記形式で描写したミュージカル映画

ショービジネスで生きるドナヒュー一家は母のモリー、父のテレンス、長男のスティーヴ、長女のケイティ、次男のティムの5人家族。生まれた頃からショーをしてきた子供たちは、長男は牧師になりたい、次男はナイトクラブで受付のアルバイトをしながら歌手としてステージに立つマリリン・モンロー演じるヴィッキーに一目惚れをしたり、長女は夜遊びをしたり…ステージは一緒にこなすものの、両親の手を離れ、人生を楽しみ始める。そして、ドナヒュー一家は様々な理由でバラバラになってしまう。

俳優基金の慈善公演が行われ、ドナヒュー一家は最後の公演を行った記念の舞台で再び家族が揃う。そしてヴィッキーも加え"ショウほど素敵な商売はない"でステージを締めくくる。という物語。

 

印象深い場面は、ドナルド・オコーナー演じるティムが歌い踊る”A Man Chases A Girl"のパフォーマンスの場面が素敵だった。

そして、マリリン・モンロー演じるヴィッキーとドナルド・オコーナー演じる次男のティムがすれ違いで喧嘩する場面。ティムにとってショーは家族の援助があり、生まれた時からあったものだろうけど、ヴィッキーにとっては違う。自分で一人で掴んだチャンスに賭けているのだ。今、ティムにとって大事なのは”恋愛”。ヴィッキーにとって大事なのは”仕事”なのだ。個人的には、ティムはもっと心を広くして、ショーをしているもの同士、理解すればいいのにと思うが、ティムからしたらショーごときで一生懸命になるなんて…だろうと思う。そもそもショーに対する情熱が違うから理解できないんだろう。ヴィッキーにしても、恋愛なんていつだってできる、大事なのはショーという恋愛に対する優先順位が低いからティムのことを理解できないんだろう。

価値観の違いは難しい。自分の考え方を相手に押し付けるのではなく、相手のありのままを受け入れることが愛情でもあり、解決策なのではないかと思う。

そして、マリリン・モンローの存在感は凄いし、とにかく可愛い。やっぱりキュート。

”Lazy"のリハーサル場面、マリリン・モンローの電話のセリフも魅力的でうっとりしてしまう。

 


There's No Business Like Show Business - Trailer

このお衣裳可愛いし、マリリン・モンローも可愛い。

 

"Heat Wave" この場面のお衣裳もパフォーマンスも好き。

フィナーレの”ショウほど素敵な商売はない”は見どころであり、感動する素敵な場面。

この映画は華やかで魅せてくれる、まさに”ショウほど素敵な商売はない”と思う映画である。