読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

nyantone’s blog

宝塚歌劇、映画

『ロシュフォールの恋人たち』 (1967)

映画

この映画は、年に一度のお祭りを目前に控える南フランスの町ロシュフォール。双子の姉妹ソランジュとデルフィーヌは、それぞれ芸術を志しながら、いつかパリに行くことや理想の恋人との運命の出逢いを夢見ていた。そんな彼女たちの母親が営むカフェは、オートバイの曲芸師や画家の水兵など常連客たちで今日も大盛況。そして、いよいよお祭り当日。色々な催しで盛り上がる中、ソランジュとデルフィーヌを中心に様々な恋愛模様が繰り広げられるミュージカル映画

ロシュフォールの町でたくさんの人と出会いがあるが、運命の人とは皆すれ違うばかりだが、最後のロシュフォールからパリに旅立ちの時ようやく出逢うという物語。

f:id:nyantone:20170122145147j:plain

 

まず街、服、物…何から何までがパステルカラーでとにかくおしゃれでかわいい。

そして、やはりフランス人は愛こそが生きる喜び。まさに”愛こそ人生!”なのだ。

映画『紳士は金髪がお好き』"Diamonds Are A Girl's Best Friend"の歌詞の冒頭で

「フランス人は、愛のために喜んで死んでゆくわ 彼らは決闘も喜んでするわ」

とある。映画のようにロマンチックでそれほど愛を大切にする国。

宝塚歌劇フランス革命前から革命前期を舞台にした『ベルサイユのばら』”愛あればこそ”の歌詞に「愛あればこそ生きる喜び 愛ゆえに人は美し」とある。フランス人の愛とはこういうものだろうか…?どちらにしても、フランス人はロマンチックで素敵だなあと思う。

そして、この映画を観て強く思ったのは「運命の人」は、いるのだ。と。

それぞれが「運命の人」を探し、近くにいるのにすれ違い…だけれど、いつか出逢えるのだ。

姉妹の母親のように年月がかかって出逢える人、姉ソランジュのように出逢ってからまた違う形で出逢える人、妹デルフィーヌのようにまだ出逢ったことのない人と出逢える人、水兵のようにようやく理想の人に出逢える人…様々な出逢い方があるが、「運命の人」は、まだ会ったこともない人だったり、会ったことある人だったりする。すれ違おうが、離れてしまおうが、別れてしまおうが、「運命の人」ならば必ず出会えるのだ。会えないならば「運命の人」ではないのだ。 

「西洋占星術では一般に、人は生まれた時の惑星の配置などによってその人生で起きることに決まっている面がある、と考える。よって、将来結ばれることになる異性は人の想いを越えた力によってあらかじめ決められていると考えて、そうした異性を「運命の人」などと表現することがある。」(運命 - Wikipediaより) とある。

「運命の人」を信じるか信じないかは人それぞれだが、「運命の人」を信じてみたいと思わせてくれる幸せな映画だった。

そして、曲がとても素敵。耳なじみがいい心地よい音楽でリズム感もあってお昼に観るといい、ハッピーになれる曲ばかり。

 


Les Soeurs Jumelles

"双子姉妹の歌(chanson des jumelles)" 

おしゃれで曲もとても好きな場面。

 


Michel Legrand - Nous voyageons de ville en ville

"町から町へ(Nous voyageons de ville en ville)"

さらっと歌い踊ってるところがかっこいい。曲も歌も踊りも好き。そしてこの場面にもいる、カフェで働くメイドの子が可愛くて好み。

 


MUSICAL'S- Andy et Solange

"アンディの歌"

子供のように恋に焦がれているところが可愛い。そして踊り、歌の表現力があってさすが。タップがあると嬉しい!

 

この映画はサントラも素敵で、何度も観たいと思うおしゃれでハッピーになれる映画である。